RX-8のコスパに優れたタイヤについて、後編の記事になります。
16〜17インチのコスパの良いおすすめタイヤについては以下の記事をご覧ください。
今回は、
RX-8にふさわしいスポーツ性能、快適性能を持つコスパにも優れる18〜19インチのタイヤ
以上について、紹介していきたいと思います。
RX-8の純正タイヤサイズについて
2003年から2012年の長期間に渡って生産されたRX-8ですが、純正タイヤサイズは以下の通りとなります。
- 225/55R16 (前期型タイプE、ベースグレード等)
- 225/50R17(後期型タイプE、タイプG等)
- 225/45R18(スポーツグレードのタイプS、スピリットR(AT)等)
- 225/40R19(タイプRS、スピリットR(MT))
タイヤサイズについては、車両説明書や運転席ドアのステッカー等で確認することができます。
またタイヤのサイドウォールにも記載があるので、併せて確認してみましょう。
225/45R18サイズのおすすめタイヤ
タイプS、スピリットR(AT)等に設定されたサイズです。
サーキット走行も視野に入れたサイズなので、燃費、快適性だけではなく、スポーツ性能も重視した商品が各社からリリースされています。
DIREZZA DZ102 225/45R18
出典:住友ゴム工業株式会社
1つ目に紹介する商品はダンロップが販売しているDIREZZA DZ102です。
このタイヤの特徴は、軽いサーキット走行を楽しめるグリップ性能を確保しながらも、耐摩耗性能、静粛性の両立を実現している点です。
スポーツタイヤといえば、グリップ性能はいいけどすぐ摩耗する、ロードノイズがうるさいものがほとんどですがこのタイヤはそういった不満を解消する工夫がされています。
価格も1本あたり11,000円程度と破格の安さで販売されているのでオススメできるタイヤです。
ただし転がり抵抗性能Cと低燃費タイヤではないので燃費性能を重視する方は御注意ください。
DRAGON SPORT 225/45R18
出典:PIRELLI
2つ目に紹介する商品はピレリが販売するDRAGON SPORTです。
主に中国向けに販売しているスポーティタイヤで、DZ102と似たような特徴を持っていますが、こちらは中央部分に太い縦溝が切られており、優れた耐ハイドロプレーニング性能を実現しています。
価格も1本あたり15,000円程度と安価で販売されているので、雨でも安全に走りを楽しみたい方にはオススメできるタイヤです。
ADVAN FLEVA V701 225/45R18
出典:横浜ゴム株式会社
3つ目に紹介する商品はヨコハマが販売するADVAN FLEVA V701です。
「楽しいハンドリング」をテーマに開発されており、ワインディング、街乗り等の様々なステージにおいて、高次元な走りを実現しています。
このタイヤの凄いところは、スポーツタイヤにも求められるグリップ性能、ハンドリング性能を保ちながらも転がり抵抗性能A、ウェットグリップ性能Aを実現しており、低燃費タイヤとしての性能も備えているところです。
他社のメーカーでこういった相反する性能を両立した商品はなく、唯一無二のタイヤといってもいいかもしれません。
もちろん静粛性の高さにも定評があり、欧州ラベリングの評価でも67dBとコンフォートタイヤ並の低騒音性能を達成しています。
その反面、価格は1本あたり20,000円程度となりますが、これだけの性能を盛り込みながらも、この金額で収まっているのは企業努力の結果だと言えます。
225/40R19サイズのおすすめタイヤ
最上位グレードのタイプRS、スピリットR(MT)に設定されたサイズです。
18インチよりもさらにスポーツ走行に特化したタイヤが多いことが特徴です。
ただし価格が高額なものが多いので、安めのアジアンメーカー系のタイヤも選択肢にいれてみてもいいかもしれません。
NS-25 225/40ZR19
出典:ナンカンタイヤ
1つ目に紹介する商品はナンカンが発売しているNS-25です。
縦溝を広めに確保することで排水性の向上とウェットグリップ性能を実現し、効果的なノイズカットパターンが静粛性を高めているタイヤです。
著者もNS-25を使用していましたが、耐摩耗性にも優れ、ハンドリング性能も良かったので好印象を持っています。
価格は購入当時は1本あたり10,000円と激安でしたが、今では16,000円(令和5年3月現在)まで価格は上がってしまいました。
それでも他社タイヤと比較すれば、最安の部類にあるのは変わらないので、オススメのタイヤとして紹介させていただきました。
EAGLE LS EXE 225/40R19
出典:日本グッドイヤー株式会社
2つ目に紹介する商品は前回記事でも紹介したEAGLE LS EXEです。
NS-25と異なり、日本製のタイヤでありながら価格が非常に安く、1本あたり16,000円程度で販売されているので、日本製で品質の良いタイヤに拘るならこちらもオススメできます。
著者も近日中にこのタイヤに乗り換える予定なので、今後レビュー記事を投稿したいと思います。
PROXES Sport 225/40ZR19
出典:TOYO TIRE株式会社
3つ目に紹介する商品はトーヨータイヤが販売するPROXES Sportです。
Nano Balance Technologyと呼ばれる基幹技術を用いて開発されたコンパウンドを使用することで、ウェットグリップ性能A、転がり抵抗性能Bを実現しています。
海外でも高い評価を受ける「PROXCES」の名を使っているだけあって高速安定性の高さには定評があり、どんな速度域でも頼りになる操縦安定性も実現しています。
価格も1本あたり17,000円程度とプレミアムモデルとしては安価なので、試す価値のあるタイヤだと言えます。
まとめ
今回は、RX-8の18〜19インチでオススメできるタイヤについて紹介させていただきました。
皆様のタイヤ選びの参考になれば幸いです。