デリカ:D5はフロントガラスの面積が広く、ダッシュボードの面積も広大です。
見晴らしはいいですが、ダッシュボードの映り込みが激しく視界が遮られることが多々あり、太陽の熱をよく吸収するので、エアコンを掛けても暑さが収まらないこともしばしば。
ダッシュボードからの輻射熱で、気分が悪くなるほどです。
このままではまずい…ということで、色々調べていたら出てきたのが、ダッシュボードマットという商品。
主にダッシュボードの直射日光や熱から保護、ドレスアップのために使用されることが多いですが、中には断熱効果を持たせた商品もあるとのこと。
そこで検証のため、Amazonでレビュー数が多いデリカ:D5専用のダッシュボードマット(FJCRART製)を購入したので
・ダッシュボードマットの効果とは?
・実際に使ってみた感想
以上について、レビューしていきたいと思います。
ダッシュボードマットの効果について
ダッシュボードを傷、汚れ、太陽光から守る
出典:Amazon.co.jp
ダッシュボード全体を専用のカバーマットで覆うことで、ダッシュボードの傷や汚れを物理的に防ぐことができます。
また、ダッシュボードに太陽光が直接当たらないので、ダッシュボード素材の劣化を防ぐことができます。
1990年以前のフロントガラスにUVカット加工がされていない車両には、特に効果があります。
出典:LONG AUTUMN合同会社
加えて、ダッシュボードに直接太陽光が当たらなくなるので、ダッシュボードへの熱吸収を防ぐ効果も期待できます。
フロントガラスへのダッシュボードの映り込みを防ぐ
ダッシュボードマットの中には、光の反射を抑えてくれるタイプのものもあります。
こういった商品を選択すれば、日差しの強い眩しさを感じる環境でもクリアな視界が維持でき、運転時の疲労感を和らげる効果を期待できます。
実際に使ってみた感想について
ここからは実際に使ってみて、感じたことを述べていきたいと思います。
良かった点
ダッシュボードの映り込みが無くなった
今回購入した商品は、ブラック生地を採用しており、映り込みはほぼ無くなりました。
設置前は、ダッシュボード全体が映り込んでおり、視界を阻害していることが分かります。
設置後は、映り込みが大幅に減少し、視界がクリアになったことが分かります。
ここまで映り込みがなくなると思っていなかったので、驚きです。
内装に高級感が生まれた
個人的にはノーマークでしたが、内装に高級感が生まれたような気がします。
デリカ:D5は、ダッシュボード全体がプラスチック素材で構成されており、正直安っぽいところもあるのですが、ふわっとしたブラック生地のダッシュボードマットを置くことで質感がグッと上がる印象を感じます。
他にも手触りの良い毛足の長いタイプのものもあるので、好みに合わせた選択ができるのもいいですね。
イマイチな点
暑さ抑制効果はあまりない
期待していた暑さを抑える効果はあまり感じられませんでした。
マット表面は確かに熱くなっていないのですが、ダッシュボードまで熱が浸透しているので、結局は暑いです。
暑さ対策にはIR(赤外線)カット効果のあるガラスへの交換やウィンドウフィルム施工が効果的だと言えます。
出典:株式会社オートグラス「クールベール(遮熱ガラス)」
まとめ
ここまで、ダッシュボードマットの効果、実際に使ってみた感想を述べてきました。
ダッシュボード映り込みの抑制や内装に高級感が生まれたといった効果があった一方で、暑さ対策にはあまり効果がないことが分かりました。
皆様のダッシュボードマット選びの参考になれば幸いです。
以上、motomoro-style(@Motomoro_style)でした!