新型発売間近!「三菱 トライトン」の価格やスペック、デザインを徹底解説!

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2023年10月25日、三菱自動車工業はジャパンモビリティショー2023において、新型ピックアップトラック「トライトン」を日本初公開しました。

日本市場では2011年に販売終了して以降、導入が見送られてきましたが、2024年2月15日に再投入されることが決定しました。

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実に12年振りの再投入!

今回、ジャパンモビリティー2023で実車に触れる機会があったので、

・新型トライトンのスペックについて
・内装や外装について
・価格について

以上について、レビューしていきたいと思います。

目次

新型トライトンのスペックについて

新型トライトンのスペック

・ボディサイズ:5,360×1,900×1,840
・エンジン:直列4気筒2.4リッター

 クリーンディーゼルツインターボ(4N16)型
・最大出力:150kW(203PS)
・最大トルク:470N・m(47.9kgf・m)
・燃費:9〜10km/L(推定)

ボディサイズはライバルのハイラックス(5,320/1,900/1,840 GR SPORT)を上回っており、同クラスでは国内最大サイズになります。

新開発のラダーフレームは従来型から断面積を65%増やし曲げ剛性60%ねじり剛性40%の強化を実現。

出典:三菱自動車工業株式会社

ハイテン鋼の採用比率を大幅に増加することで重量増を最小限を抑えることに成功しています。

ハイテン鋼とは強度(引張強さ)を向上させた鋼板のことで、高張力鋼板とも呼ばれます。

鋼材が薄くても強度を保つことが可能なので、採用率が高ければ高いほど、重量の軽量化を図ることが可能です。

パワートレインは新開発の「4N16」型を採用し、厳しい環境規制基準に対応しつつも、高出力と低燃費性能を両立しています。

出典:日産自動車株式会社

日本市場では、日産 キャラバンに先行して搭載されており、高評価を得ています。

最高出力及びトルク共に不足はなく、ハイラックス(110kW(150PS)/400N・m(40.8kgf・m)の性能を大幅に上回っています。

四輪制御技術には三菱独自の「スーパーセレクト4WD-II」を採用。

後輪駆動の「2H」、フルタイム4WDの「4H」、センターディファレンシャル直結の「4HLc」、よりローギヤの「4LLc」の4種類をダイヤル式のセレクターで選択できます。

出典:一般社団法人日本自動車会議所

スーパーセレクト4WD-II車では、ドライブモードの選択も可能で、オンロードも含めた7種類の走行パターンが用意されています。

出典:一般社団法人日本自動車会議所

また、ランサーエボリューションやエクリプスクロスなどに採用されているAYC(アクティブヨーコントロール)を搭載することで、旋回性能の向上を実現しています。

なお、「イージーセレクト4WD」と呼ばれる簡略化した四輪システムを搭載したモデルも存在していますが、日本市場では販売されないようです。

新型トライトンの内装、外装について

質感と使いやすさにこだわった内装デザイン

新型トライトンの内装は派手ではありませんが、質感良く仕上げてある印象を持ちました。

手の触れやすい部分にはソフトパッドを活用することで、シンプルになりすぎない工夫をしているようです。

シフトノブやサイドブレーキが操作しやすい位置にあり、ドリンクホルダーも使いやすい位置にあります。

ナビゲーションシステムは大型で視認性に優れており、USB出力Type-Aに加えて、Type-Cにも対応しています。

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USB Type-Cは結構使うので、個人的にはありがたい装備です。

ステアリングは滑りづらい素材を採用し、ステアリングリモコンも装備しているので、視線を外すことなく運転に集中することが可能です。

アッパーグローブボックスやロアグローブボックスも十分な容量を確保しています。

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旧型デリカの形に似ている印象です。

力強さを大胆に表現した外装デザイン

デザインコンセプトは「BEAST MODE(勇猛果敢)」を掲げ、フロントフェイスは三菱お馴染みの「ダイナミックシールド」デザインを採用。

現行のデリカ:D5にも通ずるデザインとなっています。

サイド面はドアの厚みを感じさせることで、強靭さとマッシブさを強調しています。

リア面も迫力がある力強いデザインです。

シンプルなMITSUBISHIロゴがいいアクセントになっています。

タイヤサイズは265/60R18で、銘柄はダンロップ「GRANDTREK AT25」を採用しています。

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ハイラックスと同じ銘柄を採用しているようです。

トライトンの荷台寸法は、1555×1545(mm)となっています。

ハイラックスの荷台寸法は、1565×1380(mm)なので、最大幅はトライトンのほうが広いです。

新型トライトンの販売価格は?

三菱新型トライトンの価格は、標準グレード「GLS」498万800円上級グレード「GSR」が540万1000円からとなります。

「GLS」と「GSR」のグレード間の違いは、内外装の部分だけで、走行性能に関わる部分の差異はありません。

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展示されていた車両のボディカラー「ヤマブキオレンジメタリック」はGSR限定の専用色となるようです。

まとめ

今回は、三菱 トライトンのスペックや内装、外装、販売価格等についてレビューしてきました。

日本市場ではパジェロが生産終了となって以降、本格的にオフロード走行ができる車両が消滅していたので、トライトンの復活は三菱ファンにとっては喜ばしいニュースだと思います。

新型三菱トライトンについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきます

以上、motomoro-styleでした!

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